ハマっているテーマ

しゅんぺいさん/小6

  • 元素
  • 宇宙
  • 歴史

生活必需品

いろんなことが面白そうで、とにかくなんでも知りたい!だから、どんどんいろんなことを知っていける探究学舎は、僕にとって生活必需品。
ある授業でスティーブ・ジョブズのスピーチを聞きました。そこで「コネクティング・ドッツ」の話が出てきて、今まで知ってきたいろんなことが確かにがつながってるなぁと思いました。

しゅんぺいさん

はじめて授業を受けた時の感想や
お子さんの様子を教えてください

お母さん:こういう学び方ってあるんだ!と、衝撃を受けました。

私たち親の年代の学びや勉強という概念が覆されたという感じがして。
「こんな風に学んでいたら人生変わっていたんじゃないかな」と夫婦で話しました。子どもの頃の勉強の体感とずいぶん違いました。

しゅんぺいはおとなしい子だったんですが、授業では拍手をしたり楽しそうにしていたので、しゅんぺいにも良さそうだな、向いてるかなと思いました。

探究学舎に参加してから、
どんな変化がありましたか?

しゅんぺいはおとなしいというか、引っ込み思案というか、全然今のような感じじゃなかったんです。3年生まではわかってても手をあげない、指されても「わかりません」しか言わない子でした。
今はどんどん手を上げるようになったし、チャレンジするようになりました。この間は前に立って歌までうたって驚きました。「いろいろやってみたい」と思っているようです。知りたいという気持ちがすごく強くなって、授業中に違う角度から質問をするので、先生から「授業が脱線しちゃうから後でね」と言われているそうです(笑)

本当に本が好きで、机にはいつもいろんな本が積み重なってます。物語や冒険もの、星新一さん、コロナについての本や、心理学や生き方についての本まで…私が読もうと思っていた本がいつの間にかしゅんぺいの机の上にあることもあって、本人曰くテーマに関係なく気になったものをどんどん読んでいっているそうです。

テーマでいうと「経済金融編」にハマりました。特に株が面白いと言って、毎日新聞を見ては一喜一憂していました。結局しゅんぺいが選んだ株は値下がりしちゃったんですが(笑)

家族の休日には、自然と学んだことに関する場所に行くようにようになりました。一時期は科学博物館の年パスを持っていたり、恐竜博物館に行ったり、ドライブの途中に見つけたマイナーな化石博物館に立ち寄ることも。とにかくなんでも知りたい子で、母としてつらかったのは、博物館に行くと「説明書きを全部読んでくれ」と頼まれて、中腰でしゅんぺいの耳元で解説を読まされたことですね(笑)

お父さん:「手塚治虫」を学んでいた時に、「手塚治虫の漫画の書き方はこうなんだよ。こうやって描くから引き込まれるんだよ。」としゅんぺいが教えてくれました。それで読み直してみたら、「あ、本当だ!確かにそうだ!」と驚きました。昔読んでいて内容は知っていたのに、新しく発見したような、出逢い直したような気がしました。

しゅんぺいはよく「知りたい」と言っていますが、私もそう思うようになりました。きっかけや気づきがなければ通り過ぎてしまうことが、ひっかかるようになったんです。親としても、ものの見方や考え方が変わったように思います。私(お父さん)にとって探究学舎は「キャンプや修学旅行の夜」のようなものです。「こんなにおもしろいことがたくさんあるのに、寝たらもったいない」というワクワクした感じが、探究学舎にはある気がするんです。

印象深い思い出を教えてください

お母さん:「食編」の授業で豚の屠殺について学びました。その映像を見ながら泣いているしゅんぺいの姿を見て、胸が熱くなりました。
授業後しばらく、食事前の「いただきます」の時間がすごく長く、心の中で何かを唱えているようでした。農家の人や食べ物を運んでくれる人たちに心の中で感謝していたそうです。

元々好き嫌いなく食べていましたが、食べ物を残すことに厳しくなり、家族に対しても残すことを許さなくなりました。